tmail+ttmail+QMAIL3によるメール自動受信環境設定(その1&その2&その3)を書いてきたが、これに更にToday画面にメール受信した旨を表示する為のDispTodayを導入した。導入した後に、改めてtmailの設定も変更する。
DispTodayのインストール&設定
ショートカットを作成したり、ショートカットのリンク先やDispTodayに引数を渡す記述はGSFinder等のファイラーを使用することをお勧めする。
- ここからダウンロードし、任意の場所に保存する。俺は本体の[\Program Files\local\DispToday]に解凍。
- Todayプラグインのインストールは[\Program Files\local\DispToday\Registry.exe]のショートカットを作成し、インストールの為の引数を付与する。今回はToday画面に1つだけDispTodayを表示する為に"1"を設定。作成後に実行する。
リンク先:"\Program Files\local\DispToday\Registry.exe" Install 1
- [スタート]-[設定]-[個人用]-[Today]-[アイテム]の中に表示される[DispToday1]にチェックオン
- DispTodayの設定をする。設定方法は[\Program Files\local\DispToday\ChgToday.exe]のショートカットを作成し、各種設定用の引数を付与して実行する。今回は表示を2行にし、上段にメール受信状況及びネットワーク受信状況、下段に送信者名&件名を表示するように設定する。各設定をするには以下に示すショートカットを全て作成し、実行する。
- アイコンファイルの設定。今回はQMAIL3のアイコンに設定し、座標を(2,1)とした。
"\Program Files\local\DispToday\ChgToday.exe" 1 I "\Program Files\local\QMAIL3\q3u.exe" 2 1
- Today画面でDispTodayをクリックした際に実行するソフトを設定。今回はQMAIL3を単純に起動する。
"\Program Files\local\DispToday\ChgToday.exe" 1 E "\Program Files\local\QMAIL3\q3u.exe"
- Today画面でのDispTodayの高さを設定。50とした。ここで設定する高さは確認用となり、後にtmailにより変更される。
"\Program Files\local\DispToday\ChgToday.exe" 1 S 50
- 上段の受信状況の表示位置の設定。認識IDは1、表示位置は(40,1)とした。ここで設定する文字列は一時的なものとなり、tmailにより上書きされる。
"\Program Files\local\DispToday\ChgToday.exe" 1 1 受信状況 40 1
- 下段の送信者名の表示位置の設定。認識IDは2、表示位置は(40,30)とした。ここで設定する文字列は一時的なものとなり、tmailにより上書きされる。
"\Program Files\local\DispToday\ChgToday.exe" 1 2 送信者 40 30
- 下段の件名の表示位置の設定。認識IDは3、表示位置は(300,30)とした。ここで設定する文字列は一時的なものとなり、tmailにより上書きされる。
"\Program Files\local\DispToday\ChgToday.exe" 1 3 件名 300 30
tmailの設定変更
DispToday導入に伴い設定変更が必要になる。tmailの設定変更し、以下を実現する。
- DispTodayに表示する文字のサイズを指定
- メールがある場合は、メール件数・送信者名・件名を2段で表示
- メールがある場合は、QMAIL3の巡回ルートpdxを実行し、QMAIL3自体をバックグラウンドに隠す
- メールが無い場合は、その旨を1段で表示する
- [\Program Files\local\tmail\Setting\(04)設定リスト[Today画面].txtの変更
[Gneral]
; 受信件数を加算する [0:加算しない、1:加算する]
Addcount=1
; フォントサイズ
; ※0を指定するとデフォルトのサイズで表示します
FontSize=28
[Default]
; 新着メール件数をTodayに表示する(W-ZERO3[es]専用) [0:表示しない、1:表示する]
DispToday=1
; 送信者名、件名を表示する [0:表示しない(変更しない)、1:表示する、2:削除する]
DispMail=1
; 表示するDispTodayの番号 [1~]
DispTodayNumber=1
; 送信者名の識別ID [識別ID]
DispSender=2
; 送信者名のフォントサイズ
SenderFontSize=18
; 件名の識別ID [識別ID]
DispSubject=3
; 件名のフォントサイズ
SubjectFontSize=18
; DispTodayのサイズ [ピクセル単位で指定]
DispSize=50
[Zero]
; 新着メール件数をTodayに表示する(W-ZERO3[es]専用) [0:表示しない、1:表示する]
DispToday=0
; 送信者名、件名を表示する [0:表示しない(変更しない)、1:表示する、2:削除する]
DispMail=2
; 表示するDispTodayの番号 [1~]
DispTodayNumber=1
; 送信者名の識別ID [識別ID]
DispSender=2
; 送信者名のフォントサイズ
SenderFontSize=0
; 件名の識別ID [識別ID]
DispSubject=3
; 件名のフォントサイズ
SubjectFontSize=0
; DispTodayのサイズ [ピクセル単位で指定]
DispSize=36
- [\Program Files\local\tmail\Setting\(04)設定リスト[プログラム起動].txtの変更
[Default]
; 受信処理後に外部プログラムを起動する [0:起動しない、1:起動する、2:Pocket Outlookを起動する]
Execute=1
; 起動する外部プログラムの位置
Path=\Program Files\local\QMAIL3\q3u.exe
; 起動する外部プログラムに渡す引数
Parameters=-q -g pdx
; 起動するまでの待ち時間 [ミリ秒単位で指定]
ExecuteDelay=2000
以上でーっす、編集長!
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